文フリを終えて/令和元年登頂記念

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こんにちは、中の人その1、意気揚々と出向いたものの体調不良にあえなく撤退しさんざん周りの人に迷惑をかけた日笠です。もう二度とお酒は飲みません。

さて、先週末文フリ2019東京を経まして、ブースに来てくださった方には多大なる感謝を捧げるとともに、新刊も既刊もそこそこ手にとってくださり個人的にはもうこれでゴールでいいんじゃねぇかと、次回からは既刊だけ売って霞を食べて生きていこうかと思う次第です。

ダメです。

今後もさらに高みを目指して精進していきます故に皆様方にはあいも変わらぬごひいきを。

上げすぎたハードルは下を駆け抜けられるって言うしね。

 

さて、改めて完走した(してない)感想ですが

 

みなさん大変凝ってるなぁ、と滅茶苦茶参考になりました。次は私もブースを3次元に展開したいしなんならARなりVRなり展開してバーチャル受肉売り子として会場を風靡したい……風靡したくない?

(日笠)

 

 こんにちは。中の人その2、バーチャルYouTuber鈴原るるへの憧憬で蠕動する棘皮動物こと寝惚なまこと申します。上の日笠さんの文章は文フリ直後に書かれたものですが、続きを引き受けておきながら遷延に遷延を重ね令和元年の大晦日21時にとうとう筆を執った体たらくの私は23年前のリアル受肉の贖罪の方途を模索している最中で、非実在の美少女に転生できるならどれだけ公共の福祉に適うことかと打鍵する指の重鈍さに苦々しい思いです。

 

ご挨拶が遅れましたが、去る2019年11月24日開催の第二十九回文学フリマ東京に参加された皆さん、お疲れさまでした。またブースにお越しいただき、同人誌をお手に取っていただいた皆さん、ありがとうございました。文芸という営為が無聊の慰めや個人的な祈りの範疇を越えて意味を持つのだとすれば、それは作り手に依らない賜物であり、現実性とのまたとない邂逅の証言だと思います。そのような創作のため狂気と正気の両天秤を干上がった三半規管で支えながら今後も活動を続けてゆきますので、ご笑覧いただければ幸いです。

 

今年は二度の文フリ東京でお世話になりました。来年以降もどうぞよろしくお願いいたします。文芸畑はどうも生活破綻者が多いようですので、お体に気を付けてよいお年をお迎えください。わたくし寝惚なまこは爛壊した生活すべてを自室に置いてこれから高尾山に登ってきます。

(寝惚なまこ)